理系としての就職活動を終えたので,残しておこうかなと思います.
殆どが推薦枠での応募になっています.マッチング面談を複数回行います.
推薦を利用する就活は情報があまり出回っておらず,混乱した部分が多いため,参考になればと思います.
他人から聞いたものも入っていますので,多少間違っている可能性はあります.
実質最終と書いていますが,6/1に形式だけの本当の最終面接が行われるところが多いです.
面接の内容はどこも同じような感じでした.
約20~30分程度で
- 志望動機
- 研究内容
- これの掘り下げ
- 学生時代に頑張ったこと
- これの掘り下げ
- 逆質問
を行うだけです.しっかり用意していけば問題なく乗り切れます.
【パナソニック】
説明会→大学ごと個別説明会(必須)→ES&SPI→一次面接→二次面接(実質最終)
個別説明会が終わった時点でリクルーターがつきます.
困ったことは聞けばほとんど答えてくれます.
ES&SPIで落とす気はなさそう.
気を付けないといけないのが,一次面接は大学ごとで実施されるが二次面接は全員から募集がかかります.そのため,先着順となっており,希望する部門が早々に埋まってしまう可能性があります.予約が解禁される時間にはPCに張り付いて予約を勝ち取りましょう!AI.IoT.ロボティクスコースは全体的に人気.
また,1次面接が遅いとそもそも2次面接の予約開始に間に合わず,不人気なところしか余っていない可能性がありますので,1次面接もできるだけ早い日程で入れておきましょう.
1次面接は1:2で,基本的な質問しかされません.
二次面接合格後の猶予期間は1週間か2週間ぐらいあるらしい
【日立製作所】
説明会→ES&Webテスト→一次面接→二次面接(実質最終)
ES&Webテストで落とす気はなさそう.
一次面接は東京の場合は大手町のカッコイイビルのかなりの上層階で行われるので,テンションあがりました.1:3の個別面談.研究職でしたが,かなり研究内容について掘り下げられましたので,しっかり準備していきましょう.
2次面接は日立市まで行くようです.
二次面接後の猶予期間は1週間程度.
【三菱電機】
説明会→ES→事業所見学→一次面接(実質最終)→二次面接
ESで落とす気はなさそう.
三菱電機で注意しなければならないのは完璧な先着順であるということ.本当に行きたい部署や事業所があるのであれば,就職説明が解禁してから速攻で説明会にいき,OBや人事に事業所見学会の日程表をもらい,予約しましょう.
不満点が,こんな制度をとっているのに事業所見学では交通費が出ないこと!
面接の情報はありません.
【三菱重工業】
説明会→ES&SPI→一次面接→二次面接(実質最終)
三菱重工業はESが鬼門だと思います.SPIはほぼ落とさないとのこと.人気部門である航空・宇宙ドメインの場合は思いのたけをしっかりぶつけましょう.また,必ず第一志望に入れてください.人気部門であるため,第二希望で入れると一次面接に進めませんでした.なお,航空・宇宙ドメインは人気すぎるためか部門単体での説明会は行っていませんので,全体の説明会や大学OBでしっかり質問をするようにしましょう.
逆に,不人気部署は専攻が該当している場合,応募していなくともESが通過して連絡が来る場合があります.
部門によっては一次面接で実質内々定となるところもあるため,一次面接も本気で取り組みましょう.ICTソリューションは一次面接が実質最終でした.一次面接は5:5程度で集団面接を2回(EPI&CISとその他部門)行います.
解答猶予期間は一週間程度.
【IHI】
説明会→ES&SPI→一次面接→二次面接(実質最終)
今の時代にESが手書き.信じられなかった.
1次面接がGW明けとかなり遅い模様です.ほかの企業の回答猶予期間によっては被せることができないので注意しましょう.
【川崎重工業】
配属が内定後に決まるらしい.それが嫌であまり周りでも受けてる人がいなかったので,情報がありません.
【トヨタ】
説明会→事前面談(一次面接)→工場見学→二次面接(実質最終)
トヨタはしっかり第一希望でないと難しいです.大学ごとの説明会は必ず参加しましょう.すると事前面談という名の一次面接に招待されます.その後,工場見学に招待されれば合格したということらしいです(私はあとで知りました).工場見学を経て,二次面接へ向かいます.
やっぱり優秀そうな人たちが多いです.また職種は選べずローテーションもあるため,トヨタ自体を好きな人にお勧めします.
【ダイキン】
説明会→ES→一次面接→二次面接(実質最終)
推薦枠で選考に入るとあまり落とす気がなさそうでした.
業績が拡大中で人手不足であるのが原因かなと思います.
詳しい職種の融通も聞かせてくれそうでした.
【クボタ】
説明会→ES&SPI→(工場見学)→一次面接(実質最終)→二次面接
説明会に積極的に参加していると工場見学に招待してもらえることがあるそうです.
特に選考には関係ないようですが,志望度を高めたりアピールするのには向いていますね.
こちらも人手不足なのかあまり推薦枠で選考に入るとあまり落とす気がなさそうでした.
職種をあらかじめ決めることはできません.農機,建設,水等の大きなドメインでの希望は通るそう.
【JR東海】
エントリー→リクルーター面談1,2,3→一次面接→二次面接(実質最終)
エントリーすると電話がかかってきます.おそらく多少は学歴フィルターがかかっています.
リクルーター面談を3回繰り返します(特にこういった説明はない).
途中で連絡がなくなった=不合格ということらしいです.
志望度をアピールしていくことが大事らしいです.
東京の場合,品川のホテルの喫茶店で面談していただけるのでハイソになった気がします.
【東京メトロ】
説明会→ES&Webテスト→一次面接→健康診断→二次面接→3次面接(実質最終)
こちらは推薦はないので,一般です.
ESとWebテストは普通にやってればまず落ちないと思います.
1次面接は2:2で集団面接でした.和やかな雰囲気です.
健康診断にはクリペリンテストが含まれていますが,落ち着いてやっていけば問題ないと思います.
【東京ガス】
説明会→ES&Webテスト→一次面接→二次面接(実質最終)
ESとWebテストで落とす気はなさそう.
一次面接は東京本社のカフェスペースで1:2の個別面談を行います.
二次面接は分かりません.
vorkersとか調べるとここはメーカーやインフラ系の中で圧倒的に給料が良いです.
30ちょいで1000万いきそうな感じみたいですね!
とまぁこんな感じです.
理系の推薦はそもそも数があまり多くない(文系に比べて)ので,
企業側もよっぽど人気部門でない限り落とすような選考はしてきません.
しかし,そういってあまりに面接でしどろもどろになるとヤバイ認定されて落とされるので,
最低限の受け答えをしっかりできるようにしていきましょう.
ちょっとでも参考になれば幸いです.
ほかの企業はこちらから.
www.atoq.tokyo